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ノア式予習シリーズ学習法 6年国語 6年上第12回基本問題 問八解説

【問八】
 
傍線⑤「父の暴君振り」として適切でない選択肢を選びます。
 
「暴君振り」とは「家族の立場を自分より一段下において威張る様子」
 
を示しています。
 
ア 「家族をどなった」
 
56行目から57行目「物心ついた時から父は威張っていた。
 
家族をどなり自分の母親にも声高を立てる人であった。」とあります。
 
イ 「母に指輪一つ買わなかった。」
 
ウ 「自分だけいい服装をしていた。」
 
62行目から63行目「母には指輪ひとつ買うことをしないのに、
 
なぜ、自分だけパリッと糊の利いた白麻の背広で会社に行くのか。」
 
とあります。
 
エ 「父だけ晩のおかずが一品多かった。」
 
71行目「父だけ夜のおかずが一品多いことも」とあります。
 
オ 「子供が病気でも会社を休まなかった」
 
64行目から65行目「私達姉弟がはしかになろうと
 
百日咳になろうとおかまいなしで」とあります。
 
以上が家族に対する「父の暴君振り」です。
 
カ 「客を蹴散らすように玄関に飛んでいった」
 
50行目から56行目にこれについての
 
くわしい描写が描かれています。
 
この行動は社長自ら通夜にやってきたことに対する驚きと、
 
社長に対する最大の敬意を表すためのものであり、
 
客に対して威張ってないがしろにしたわけではありません。
 
 
答え: カ