ノア式予習シリーズ学習法 6年国語 6年上第13回基本問題 問五解説
【問五】
傍線④「やっぱりスクール・バスに乗って行こうと思った」
とあります。
29行目から30行目で「なんとか仮病で母をだまして、
その日、学校を休むという作戦」を筆者は実行します
36行目「仮病を演じたことの罪悪感はほとんど感じないでいた。」のですが、
37行目から38行目に「ただひとつ最後まで気になって、
なかなか寝つくことができなかったのは、
世界史の先生のことだった。」とあり、
さらに、40行目「私はその先生が大好きだった。」とあります。
朝になってベッドをはなれようとしなかった筆者ですが、
病気の時にいつも母親が作ってくれる、
46行目から47行目「かすかに甘いパンがゆを食べながら」
学校に行くことを決心します。
大好きな世界史の先生と、自分を信じてくれている母親を
だまし続けることができないという思いが
登校することを決心させたのです。
このことから、エの選択肢が適切であることがわかります。
ア ×
イ ×
ア「罪悪感がなかった」、イ「実は私の仮病を見ぬいている」
とありますが、筆者は病気であると信じている母を
だまし続けることはできないと思い、登校する決心をしています。
この選択肢は適切ではありません。
ウ ×
「日本や日本人に対する歴史的な評価が変わるわけではない」
とありますが、筆者は母親と世界史の先生のことを考え
登校を決心したのであり、この選択肢も適切ではありません。
答え: エ