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ノア式予習シリーズ学習法 6年社会下 難関校対策 第6回 文章を読み解く問題⑴ 練習問題3 解説その8

練習問題3のラスト、問10です。 
 
市町村の合併に関して2問出題されています。 
 
まず、1の問題から見てみましょう。 
 
市町村の数の変化を表したグラフを使った問題ですね。 
 
a~cのどれが市で、どれが町で、どれが村なのかを決める問題です。 
 
かつては市より村や町の方が多かったのですが、市町村合併がすすめ 
 
られた結果、今では市の数が町の数を上回っています。 
 
以上から、aが村、bが町、cが市となりますので、 
 
正解はカになります。 
 
続いて、2の問題です。 
 
市町村合併による効果として「正しくないもの」を選んで、「記号で」 
 
答えます。 
 
市町村合併が行われると、いくつかの市町村が1つになります。 
 
役所の数も減りますね。 
 
では、役所で働く人材は増えるでしょうか、減るでしょうか…? 
 
当然、減りますね。
 
ということは…? 
 
ウの選択肢に、「職員数を大幅に増やすことで…」 
 
とありますが、矛盾していますね。 
 
したがって、ウが正解となります。 
 
職員数を減らして、効率のよい行政をすすめることも、市町村合併の 
 
目的の1つです。 
 
以上で、6年社会下 難関校対策 第6回 文章を読み解く問題⑴ 
 
練習問題3の解説を終わります。