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ノア式予習シリーズ学習法 6年国語 6年上第15回基本問題 1⃣問七解説

【問七】
 
12行目と13行目に「すべては遠い/遠い遠い世界のように」
 
とあります。
 
この「秋の日の午後三時」という時間は、
 
二人にとっては、鑑賞文の6行目から7行目に
 
「愛に満たされた静かな一とき」であり、
 
わずかな一ときではありますが、
 
愛する娘であるユリとのんびり過ごしていることがわかります。
 
そして、この一ときが詩の鑑賞文の8行目から9行目
 
「自分たちにとっては存在し得ぬ時間であるかのように感じて」
 
いると述べています。
 
また、11行目「遠くの方で微かに自動車の警笛の音」
 
が聞こえるとあるように、
 
街の雑音から遠く離れた娘と過ごす時間を
 
筆者は貴重なものと考えているのです。
 
このことから、アの選択肢が適切であることがわかります。
 
 
イ ×
ウ ×
エ ×
 
この詩は、父と娘のかけがえのない幸せな一ときについて描かれています。
 
イ・ウ・エの選択肢には、娘を愛する父の心情について
 
書かれていないので、どれも適切ではありません。
 
 
答え: ア