中学受験専門プロ個別指導塾ノア

ノア式予習シリーズ学習法 6年社会下 難関校対策 第7回 地図や図を読み解く問題⑵ 練習問題1 解説その2

問2にいきましょう。 
 
岩手県の宮古市の夏の気温がほぼ同緯度にある秋田県秋田市と比べて低く 
 
なる理由として「正しいもの」を「記号で」答えます。 
 
ア:対馬海流は暖流で、千島海流は寒流ですね。 
 
  暖流の上を吹く風は暖かく、寒流の上を吹く風は冷たくなります。 
 
イ:全くのでたらめですね。 
 
  フェーン現象が起こると気温が上がります。 
 
  また、夏にフェーン現象の影響を受けるのは秋田県の秋田市ですね。 
 
ウ:よーく読んでくださいね。 
 
  日本海側にやませが吹きますか? 
 
  違いますね、太平洋側ですね。 
 
エ:リアス式海岸と周辺の気温との関係はありません。 
 
以上から、正解はアになります。 
 
やませは初夏から夏にかけて、東北地方の太平洋側に主に北東から吹き 
 
つける冷たく湿った風です。 
 
寒流の千島海流の上を吹いてきますから、気温が下がります。 
 
6月なのに明け方霜が降りることもあります。 
 
冷害をもたらす風として有名ですね。 
 
この風も、宮古市の夏の気温が日本海側の秋田市よりも低くなる原因と 
 
なります。