ノア式予習シリーズ学習法 6年社会下 難関校対策 第7回 地図や図を読み解く問題⑵ 練習問題1 解説その4
問5にいきましょう。
東京から直線距離にして最も遠い都市を選んで「記号で」答えます。
問題に「地図を参考にして」とあります。
地図を見てみますと…
よく見る世界地図とは違いますね。
正距方位図法(せいきょほういずほう)といって、地図の中心からの
距離と方位が正確な図法です。
地図の中心と地図上のある地点を直線で結ぶと、その直線が、中心から
その地点への最短コースとなります。
飛行機の最短経路や方位を見るために利用されます。
「円の中心から」という点をお忘れなく。
一番外側の円の円周が図の中心から見た地球の反対側にあたります。
ということは…
図の中心(東京)から最も遠い都市はEだとますわかりますね。
ただ、Eがア~オのどの都市にあたるのかを答えなければなりません。
消去法で行けるかどうか…
とりあえず、Dがウのシドニーだとわかると思います。
アのロンドン、イのローマ、エの北京はすべてユーラシア大陸に
あります。
ユーラシア大陸は世界最大の大陸なのですが、この地図ではかなり
小さく描かれています。
A~Cの点があるところがユーラシア大陸です。
ということは…?
Eは残っているオのブエノスアイレスだと判断できます。
ブエノスアイレスはアルゼンチンの首都で日本から見て、ほぼ地球の
反対側に位置しています。