ノア式予習シリーズ学習法 6年国語 6年上第15回基本問題 2⃣問一・問二解説
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【問一】
Bの句の「みじかければ」、
Cの句の「色あたらし」が字余りであることがわかります。
答え: B・C
【問二】
「句切れ」とは「短歌や俳句における意味や内容、
調子(リズム)の切れ目」のことです。
A 「向日葵は金の油のような真夏の強い陽射しを受けて高く咲いている。
大きく美しい向日葵に比べ太陽はなんと小さく見えるのだろう。」という意味で、
向日葵と太陽を比べていることから四句切れだということがわかります。
B 「机の上の花瓶にさした藤の花房が短いので、
畳の上にはとどかない。」という意味で、句切れはありません。
C 「葛の花が踏まれていて、その色も生々しい。
自分以外誰も歩く人などいない山道なのに、
自分より少し前にこの道を通った人がいるのだな。」
という意味であり、三句切れだということがわかります。
D 「うす紅色の若葉が真っ先に芽吹いて、葉がほぐれようとするころ、
まさに今、咲きだそうとしているのだ。この山桜の花は。」
という意味で、四句切れだということがわかります。
E 「コンクリートの割れ目からたくましく咲いた
タンポポの花が控えめに咲いている」という意味で、句切れはありません。
答え: B・C