ノア式予習シリーズ学習法 6年社会下 難関校対策 第7回 地図や図を読み解く問題⑵ 練習問題2 解説その9
問10です。
オランダ、イギリス両国との貿易のため商館がおかれた場所を「漢字で」
答えます。
間違えやすいので注意してください。
江戸時代で、貿易・オランダが出ていますから、つい「長崎」または、
「出島」と答えたくなります。
しかし、長崎の出島にオランダ商館が移されたのは1641年ですから、
長崎や出島とは異なる場所になります。
正解は平戸(ひらど)です。
現在の都道府県名を答えるのであれば、長崎(県)で正解なのですが、
海の玄関口としての平戸と長崎はかなり離れているので、きちんと区別
してください。
ところで…
リーフデ号が漂着した1600年といえば、とてつもなく有名な戦いが
行われましたね。
はい、関ヶ原の戦いです。
続いて、ヤン・ヨーステンとウィリアム・アダムズの日本名は…?
はい、ヤン・ヨーステンが耶楊子(やようす)、
ウィリアム・アダムズが三浦按針(みうらあんじん)です。
ヤン・ヨーステンに与えられた屋敷があった場所は現在、彼の日本名に
ちなんだ地名となっていますが…?
はい、八重洲(やえす)ですね。
実際は、現在の八重洲よりももう少し西側の地域になります。
イギリスは日本から撤退しましたが、オランダは鎖国完成後も日本との
貿易を続けました。