ノア式予習シリーズ学習法 6年国語 6年上第16回基本問題 問二解説
【問二】
傍線②「チコちゃんは「一応」の中身を見透かしてか
大きなため息をついた。」とあります。
「私」はチコちゃんの13行目「センちゃん、
毎日ちゃんと髪とかしてる?」という問いに
「一応」と答えています。
そして、「チコちゃん」はその「一応」という答えが
本当でないことを見透かしています。
つまり、本当は髪をとかしていないだろうなと思い、
大きなためいきをついたのです。
このことから、「私」が六年生の女子であるにもかかわらず、
毎日髪をとかさないことにあきれる気持ちであることがわかります。
以上のことから、エの選択肢が適切であることがわかります。
ア ×
ウ ×
「ため息をついた」という表現から、
ア「詫びる気持ち」、ウ「許す気持ち」
という言葉が適切でないことがわかります。
イ △
確かにセン(私)はチコちゃんの質問に対し適当に答えていますが、
29行目から30行目「鏡に映るチコちゃんは、
真剣に、なおかつやさしく」という表現から
「腹を立てる」というのは適切ではないことがわかります。
答え: エ