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ノア式予習シリーズ学習法 6年国語 6年上第17回基本問題 問一解説

【問一】
 
傍線①「これ以上は臆病者の誹りを受けます」とあります。
 
「誹り(そしり)」とは「悪く言われる、非難される」という意味です。
 
直前の7行目には「できるだけ堪忍したうえのことです。」とあります。
 
これまではずっと相手を許し、我慢してきたが、
 
しかし、これ以上我慢すれば臆病者と非難されてしまうだろう、
 
ということです。
 
また、2行目「このまま生きてはおられません。」とありますので、
 
命をかけて名誉を守らなくてはならないという
 
切迫した事態であることがわかります。
 
以上から、イの選択肢が適切であることがわかります。
 
ア ×
 
「命をかけた勝負をすることを避けつづけていた」のではありません。
 
ウ ×
 
「思わず怒りをあらわにしたことを心が狭い人間の証だと言われた」
 
のではありません。
 
エ ×
 
「命をかけてまで自分の面目を保つ必要はないという考え」
 
を持っているわけではありません。
 
 
答え: イ