ノア式予習シリーズ学習法 6年国語 6年上第17回基本問題 問五解説
【問五】
傍線⑤「和解しようという大六の申し出が、
嘲笑されたのは云うまでもない。」とあります。
「嘲笑」とは「相手を見下した笑い」を意味します。
問一にもあるように、命をかけて自分の面目、
名誉を守らなければならない事態になったということ、
これ以上相手を許す寛容な態度を続けていたのなら、
臆病者と言われてしまうかもしれない。
こうした状況を改めて確認します。
「約束の場にでかけよう」という時点で、
やはり「果し合い」はやめようと申し出たとき、
相手はどう思うか考えます。
すると、やはり、命が惜しくなったのだな、
意気地がないやつだな、と罵られても返す言葉がないと考えられます。
答え: 果し合いの約束をしたのに、それを取り消そうとするのは、
大六が臆病者だからと重助たちが思ったから。