ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 接続語補充攻略法
接続語補充の問題について、
5年上第2回基本問題を例に挙げて考えてみましょう。
この問題は接続語の種類とその用法を問う、
中学受験ではよく見る問題です。
こうした問題を解くにあたっては
前後の文章の意味を読み比べることが大切です。
1 まずコペルニクスが地動説をいい、ガリレオやケプラーなど、
「彼のあとに続いた学者の研究によって・・・」とあります。
つまり、コペルニクス、ガリレオ、そしてケプラーという形ですね。
添加の接続詞「そして」が入ります。
2 前後にある「考えるか」という言葉の「か」の部分注目します。
ここでコペルニクスと同じ考え方か、そうでないかという、
二つの考え方のうちどちらかを選ぶという内容が読み取れます。
だから、選択の接続語「それとも」が入ります。
3 8段落の冒頭まで戻ると、
「地動説の考え方でも日常のことにはいっこうにさしつかえない」
と書かれています。その後には
「その考え(地動説)を捨てなければならない」と書かれているので、
空欄の直前とは全く逆の内容が書かれていますね。
逆接の接続語「しかし」が入ります。
答え: 1 ア・イ 2 イ・ウ 3 ウ・ア