ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 形式段落の要点の読み取り➁
中学受験の国語においては、
長い問題文をできるだけ早いスピードで読み取る
ということが重要課題のひとつでもあります。
もちろん、ただ読み終わるだけでなく、
要点を正しく把握し、
ポイントを正しくおさえることが何より重要になります。
そして、その基本となるものが、
形式段落ごとの要点を正しくとらえることです。
5年上第2回基本問題、問四を例にとって考えてみましょう。
問三と同じく、形式段落の要点の読み取りです。
空らん前後と似た表現を本文中から探します。
段落の後半には天動説がどのようなものであるかという
具体例が書かれていますがこの部分は省きます。
この部分ではなく、天動説が、どのような考えであるのか、
現在の私たちの生活に置き換えて説明している部分が重要ですね。
すると、36行目から38行目と45行目
「やはり」以降に注目して空らんを補充します。
段落の要点をまとめると、
「子どもは、世の中を自分が中心の天動説のように考えている」です。
つまり、「子どものうちは世の中についても、自分を中心として考えるものだ。」
となります。
答え: 1 世の中 2 自分を中心