ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 指示語問題の基本をおさえる➁
指示語問題の基本は、
設問にある指示語の直前をていねいにたどることです。
そして、傍線部分の直後にも注意し、
どのような答えが求められているのか
具体的に考えていきましょう。
それでは、5年上第2回基本問題、問六を例に挙げてみます。
傍線④に「こういうこと」とありますので、
これも指示語の問題になります。
では、傍線部の前後を読んでみます。
「ひじょうに偉い人」「じつにまれ」
「ひじょうに難しい」とあります。
つまり、このようなプラスの表現から、
どんな人なのかが具体的に書かれている部分を探します。
すると、直前にありましたね。
設問には「文章中の言葉を使って」と書かれているので、
文末を「・・・人。」と表記すること。
そのまま抜き出すのではなく、
四十字以内という字数制限に合わせること。
これらがポイントとなります。
答え: 損得にかかわることであっても、
自分をはなれて正しく判断していくことができる人。