ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 指示語問題の基本をおさえる③
指示語問題の基本は、直前の文章をたどるということです。
しかし、たどった部分にまた指示語があった場合は、
その部分をより深くたどり、文章にまとめなくてはなりません。
このような指示語問題攻略法について、
5年上第2回基本問題、問七を例に挙げて考えてみましょう。
まず、傍線⑥の前後に注目します。
この問題も傍線⑥の前に「それと」という指示語があるので、
それとは、どの部分を指し示しているのかを
同じ8段落から探します。
すると、直前の71行目に「その考え方」と書かれています。
もう一度、どのような考え方なのかを考えながら
文章をたどっていきます。
正しく内容を捉えながら、
8段落の冒頭まで戻って見ていきましょう。
さらに、傍線⑥の「同じような」が
66行目に「同様に」と言い換えられているので、注目しましょう。
そして、おさえておかなくてはならない基本事項として、
設問に「どのようなこと」と書かれているので
文末表現は「・・・ということ。」というかたちでまとめます。
答え: 大きな真理を知るためには、
自分中心の考え方を捨てなければならないということ。