ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 理由を聞かれている記述問題
まずは、国語の記述問題の約束として、
文末表現を統一しなくてはならないというのがあります。
「どのようなことですか」と問題文にあれば、
「~こと。」と書くのが約束です。
5年上第3回基本問題 問四を例に挙げて考えてみると
理由を聞かれている記述の問題なので
「・・・から。」というかたちで文章をまとめます。
主人公の幸枝が駅まで父を迎えにいった場面です。
42行目の「幸枝は、いらいらしてきた。」とあり、
その理由は、父がなかなかすがたをあらわさない
幸枝のいらだちということががわかります。
しかし、50行目「おとうさん、ここよ。」という会話文から、
父を見つけたことにより、
それまでいらいらしていた幸枝の気持ちに変化がみらます。
この気持ちの変化を傍線③「赤みがさした」と表現しています。
このような情景描写にも注目しましょう。
つまり、幸枝は父を見つけることにより、
それまでのいらだちがプラスの感情に
変化していることがわかります。
答え: 改札口から出てくる人のなかに父のすがたを見つけて、
うれしくなったから。