ノア式予習シリーズ学習法 5年理科 震源までのきょりを求める計算
中学受験生のみなさん、こんにちは。
今回は、震源までのきょりを求める計算について解説していきたいと思います。
【例題】
以下のグラフは、震源からのきょりとP波・S波が伝わるまでの
時間と関係を表したものです。
問題1 P波とS波が伝わる速さはそれぞれ秒速何kmですか。
問題2 震源からのきょりが120kmの地点で、
小さなゆれが続く時間は何秒ですか。
【解説】
問1
グラフより、震源からのきょりが80km地点で、P波・S波が伝わるまでの
時間はそれぞれ10秒・20秒であることが分かります。
なので、P波は80÷10で秒速8km、S波は80÷20で秒速4秒です。
問2
小さなゆれが続く時間は、P波が到着してからS波が
到着するまでの時間の差となっています。
グラフより、震源120km地点では15秒となることが分かります。
また、震源からのきょりと小さなゆれが続く時間は比例関係になります。
みなさん、震源までのきょりを求める計算についてしっかりと覚えましょう。