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ノア式予習シリーズ学習法 6年社会下 難関校対策 第8回 統計資料を読み解く問題⑵ 練習問題1 解説その3

それでは、問4です。 
 
人口増加率を参考にして、1946年の日本の総人口を求めます。 
 
一見すると、簡単な問題に見えます。 
 
割合の計算ですからね。 
 
しかし、図Ⅰを見てみますと、人口増加率がはっきり出ていませんね。 
 
図Ⅰの縦軸を見てみますと、 
 
左が「総人口」、 
 
右が「人口千人に対する人数」 
 
となっています。 
 
人口増加率も求めないといけませんね。 
 
1946年の「人口千人に対する人数」を見てみますと、 
 
振り切っています。 
 
実際は50人を超えているのでしょうが、めもりが50人までしか 
 
ありませんので、50人と考えて計算します。 
 
人口1000人に対して50人の割合で人口が増加しているとすると、 
 
人口増加率は…? 
 
50 ÷ 1000 × 100 = 5(%) 
 
と求めることができます。 
 
ということは、 
 
1946年の総人口は1945年に比べて5%増えた 
 
と算数で出てきそうな問題になりますね。 
 
1945年の総人口が約7200万人ですから、 
 
7200万人 × 1.05 = 7560万人 
 
となります。 
 
したがって、正解はエになります。