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ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 文末表現に注意する

中学受験の国語における、記述問題の基本は、
 
文末表現を設問に書かれたとおりに合わせる
 
ということです。
 
「どのようなことですか」と聞かれた場合は
 
「~こと」と書きましょう。
 
理由を聞かれた場合は「~から」
 
と書くことが約束になっていますね。
 
気持ちを聞かれた場合は「~という気持ち」
 
と書くようにしましょう。
 
これは、問題文を正しく読んでいることを
 
確認する意味もありますので、必ず守ってください。
 
5年上第3回基本問題、問七を例に挙げて考えてみましょう。
 
これも、気持ちを聞かれている記述問題です。
 
「・・・という気持ち。」というかたちになるように
 
二十五字以内でまとめましょう。
 
これまでの場面の変化を読み取ることで、
 
幸枝は、父と仲直りがしたくて駅まで迎えに行ったことがわかります。
 
つまり、傍線⑤に書かれている「おまえの気持ち」というのは
 
幸枝の父と仲直りしたい気持ちです。
 
また、幸枝が、自分から駅に向かったということは、
 
自分から謝りたいという気持ちの表れでもあります。
 
この「仲直り」「誤る」という二つの言葉を必ず入れましょう。
 
答え: 自分から父に謝ることで仲直りしたいという気持ち。