ノア式予習シリーズ学習法 6年社会下 難関校対策 第8回 統計資料を読み解く問題⑵ 練習問題2 解説その4
問5にいきましょう。
九州南部と東京都心で集中豪雨によって受ける被害のちがいの特色を
「原因にも触れながら」、「地盤」、「都市型水害」の2つのことばを
用いてそれぞれ説明します。
まず、九州南部というと…?
熊本県を入れる場合もありますが、この問題では鹿児島県と宮崎県だと
考えましょう。
「地盤」を九州南部の説明に、「都市型災害」を東京都心の説明に
使います。
さて、鹿児島県と宮崎県で「地盤」といったら…?
はい、シラスですね。
軽石や火山灰などの火山の噴出物でできており、水分量が増えると
もろくなって水に流されやすくなります。
ということは、集中豪雨があると…?
土砂災害が起こりやすいということですね。
以上をまとめて説明しましょう。
九州南部の正解例
シラスが積もってできた台地では水を吸い込むと地盤がゆるみ、土砂
くずれが起きやすい。
続いて、東京都心です。
「都市型水害」について説明できればOKです。
東京都心の正解例
地面が舗装されているところが多いため、雨水が地中にしみこまずに
あふれる都市型水害が起きてしまう。