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ノア式予習シリーズ学習法 6年社会下 難関校対策 第8回 統計資料を読み解く問題⑵ 練習問題4 解説その3

問3にいきます。 
 
空らん③にあてはまる工場の種類を「記号で」答えます。 
 
空らん③の前に 
 
「内陸部の高速道路や空港に近いところ」 
 
とありますね。 
 
これまた受験生に聞くのは失礼な問題ですね。 
 
正解はエのIC工場ですね。 
 
IC(集積回路)などの電子部品には、小さくて軽いわりに高価である 
 
という特色がありますね。 
 
IC工場がなぜ空港のそばにあるのかを説明させる問題がよく出ますので、 
 
確実に書けるようにしましょう。 
 
イの製鉄所やウの石油化学コンビナートは原材料の輸入や製品の輸出の 
 
ことを考えて、臨海部に建てられています。 
 
アのセメント工場も数か所を除いて臨海部にあります。 
 
 
 
 
 
どんどん行きますよ。 
 
問4です。 
 
都道府県別の米の収穫量から読み取れることとして「正しくないもの」を 
 
「記号で」選びます。 
 
ア:正しいです。 
 
  一見、めんどくさい計算を…と考えてしまいますが、茨城県の収穫量と 
 
  栃木県の収穫量を足した時点で新潟県の収穫量をこえますので、 
 
  正しいと判断できますね。 
 
イ:正しいです。 
 
  しかし、収穫量順に並んでいませんので、収穫量が少ない1位~5位を 
 
  探すのに時間がかかりそうですね。 
 
  保留(△)にしてウとエを見てみましょう。 
 
ウ:正しいです。 
 
  福岡県から沖縄県までの収穫量を見れば、即断できますね。 
 
エ:誤りです。 
 
  収穫量1位と2位は表を見なくてもすぐわかりますね。 
 
  新潟県と北海道です。 
 
  2つの道県を合わせると約130万トン。 
 
  全国の約860万トンに0.25(4分の1の方が楽ですね)を 
 
  かけると、200万トンを超えてしまいます。 
 
  したがって、正解はエになります。 
 
  イは復習のときに確認してみてください。