ノア式予習シリーズ学習法 5年理科 産卵数と生存率➀
中学受験生のみなさん、こんにちは。
今回は、産卵数と生存率について解説していきたいと思います。
➀こん虫の産卵数と生存率
モンシロチョウがたまごから羽化するまでの間に
どれだけの割合で生き残ったのか考えていきます。
5600個産まれたたまごは、4令幼虫になるときには2100ぴきになり、
羽化して成虫になるのはわずかに32匹です。
このことから、4令幼虫になれるのはおよそ38%、
羽化して成虫になれるのはおよそ0.6%です。
多くの割合で死亡する原因は、受精が不十分であったこと、
病気や悪天候によるものです。
1ぴきのモンシロチョウは300から400個のたまごを産みます。
羽化する確率が0.6%だと、わずか2個しか成虫になれないことになります。
1組のおすとめすから次の世代の1組のおすとめすが産まれれば、
モンシロチョウは生きのびていくことができます。
つまり、モンシロチョウのめすは360個の
たまごを産まなくてはならないことがわかります。
続きは次回解説していきます。