①「僕は受験生なんだ」という自覚が大切
小学4年生という中学受験スタート時のお子さんは、親から無理矢理に勉強を強いられてい
るという感覚をまだ持ち合わせていません。
親が進めれば、ごく自然の成り行きとして中学受験の準備をスタートするし、楽器を習った
り、スポーツを習ったりするのと同じような感覚で塾にも通い始めるでしょう。
この年齢のお子さんは「僕は受験生なんだ」という感覚を素直に喜びます。
言ってみれば、他の同級生と比べ、「自分は大人なんだ」というという気持ちと重ね合わせ
ているのです。
小学校高学年ぐらいになると余計背伸びをしたくなるものなので、塾に通わせ、受験勉強に
取り組む事はよいけじめになります。
この4年生の時点では、基礎基本に則った学力の土台となるような反復練習が主体となりま
す。
この時期にしっかりとした学習習慣をつける事が今後の成績アップの大きなカギになりま
す。