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現在人気の公立中高一貫校とは

公立中学の場合、受験をして入る学校の代表として、「~大学付属中学校」という国立大学
 
の付属中学があります。
 
これはすべて、「国立大学の教員養成系学部」の付属中学です。
 
代表的な学校を挙げると、首都圏では東京学芸大学、御茶の水女子大学、筑波大学、横浜国
 
立大学などの付属中学になります。
 
そして、これらの学校とは全く違った流れで近年登場したのが、公立中高一貫校です。
 
この一貫校は、従来の公立高校の付属中学の形で設置されたり、また、都道府県区市立の中
 
等教育学校として新設されました。
 
この中等教育学校とは、小学校、中学校、高等学校という括りとは全く違った趣旨の6年制
 
の学校として平成14年に登場しました。
 
ここで大切なのが、中学、高校の「3年+3年」ではなく「6年制の学校」という事です。
 
基本的には、中学の学習指導要領に従いますが、両方の重なった部分をひとつにまとめた
 
り、順序の入れ替えなどを行い、学校それぞれに強い特色があり、独自のカリキュラムを編
 
成しています。
 
また、国立大学、有名私立大学への合格者が多いのも特徴です。
 
入学時には適性検査と呼ばれる入学試験が行われ、前半の3年間は義務教育とみなされ費用
 
も無償です。
 
この中等教育学校の中で、首都圏でとりわけ人気が高いのが都立桜修館中等教育学校です。
 
こちらの適性検査は、従来の中学受験のテクニックである、それまでに学んだ知識の確認に
 
とどまらず、その知識をいかに自分のものとして応用し、論理的な答えを導けるかという思
 
考力が試されます。
 
いうまでもなく、都立桜修館中等教育学校を目指すのであれば、従来の受験勉強ではなく、
 
ここに特化した、特別カリキュラムで受験期間である1~2年を費やさなくてはならないで
 
しょう。