説明文は音読する
言葉が分かれば、文章から作者の心中のイメージを受け取る事ができます。
そうすると、文章の中にすんなり溶け込んでいけるでしょう。
しかし、イメージより、言葉を言葉として説明しなければならない説明文は、そうではあり
ません。
この説明文を読解するには、単語のひとつひとつを噛みしめ、音読をすると効果的です。
さらに説明文を読むにあたってもう一点注目したいのは、抽象的な表現方法の理解力です。
説明文に慣れない子供は理解できない表現方法に出くわすと、そこで思考を止めてしまいま
す。
先ほど記した、辞書を引くという事と併せて、そんな時は「なぜこんな書き方をしているの
だろう」、「つまりどういうことなのか」といった疑問をひとつひとつ明確にしていきま
しょう。