中学受験専門プロ個別指導塾ノア

3.誤解語を見過ごすと・・・

その状態で、勉強をやめてしまえば、あなたは、何かについて学ぶことは、なくなってしま
 
うでしょう。
 
学ぶことをやめてしまい、ただ単に情報を記憶するだけになってしまうのです。
 
それでもあなたは、試験でいい点をとるかもしれません。
 
しかし、あなたは、勉強したものを今後、実際に使うことはできないのです。
 
そうならないためにも、誤解語の障害を乗り越えなければいけません。
 
誤解語の障害を乗り越える唯一の方法は・・・
 
その単語の意味を調べる事です。
 
誤解語を見過ごした後は知らぬ間に気分が悪くなり始めます。
 
そして誤解語は、あなたが全く問題なく進んでいった最後の箇所で気づく事になります。
 
誤解語を見つけるためには、あなたが全く問題なく進んでいった箇所に戻り、それから難し
 
く感じ始めた箇所を見つけます。
 
これをしないと、わからないことすらわからなくなってしまいます。
 
誤解語を見過ごした時に起こる現象のどれかを感じた時は、あなたが大丈夫だと思って進め
 
ていった箇所に戻り、理解していない単語を見つけましょう。
 
見過ごした箇所に戻り、その単語をしっかり調べる事が、障害という壁を乗り越える唯一の
 
方法なのです。
 
あなたは、難しい単語が最も誤解されやすい、と考えるかもしれません。
 
しかし、そうではないのです。
 
簡単な単語(「は」「の」「には」「よう」)はよく間違って解釈されます。
 
誤解語を探す時には、簡単な単語もしっかり調べましょう。
 
わからなくなった直前を調べるのです。
 
そして、もうひとつ。
 
辞書でその単語を調べる事も忘れないように。
 
単語の意味を学ぶ事は、なにか他のものについて、新たに勉強を始めるのと同じ事です。
 
それを学ぶ事によって、あなたは初めて、それを使う事ができます。
 
いくつかの単語は、ふたつ以上の意味を持っています。
 
単語を調べる時は、そのふたつ以上のすべて意味を学ばなくてはなりません。
 
このやり方であれば、後でその単語が別の使われ方をしている時も理解することができま
 
す。
 
まず、最初にあなたが勉強している箇所の意味を見つけ、そしてその意味を学びます。それ
 
が理解できたら、その単語の他の意味も学びましょう。
 
その単語のそれぞれの意味をあなたがしっかりと理解するため、いくつもの例文を作ってみ
 
ましょう。
 
また、辞書には、その単語の由来や成り立ちものっているかもしれません。
 
それもしっかり学んで下さい。
 
単語の由来を知ることは、その単語をしっかりと理解する上での助けになります。
 
辞書には、その単語を取り入れて作った言葉(慣用句)の意味ものっています。
 
この慣用句を学ぶ事も本来の意味を知るうえで大切な事です。
 
辞書にはその単語について様々な使い方がのっています。
 
例えば、同じ意味の単語や、意味が近い単語についてものっています。
 
辞書であなたはいろいろな事を学べるでしょう。
 
しかし、辞書の中で誤解語に出くわす事もあります。
 
それでも辞書で調べて下さい。
 
今まで学んできたやり方と同じように、あなたが調べ始めた単語に戻るのです。
 
いつも、誤解語があった箇所にもどり、調べることを忘れないで下さい。
 
そうすれば、あなたは勉強しているすべてを理解するでしょう。
 
そして勉強が楽しくなるはずです。