④親の思い込みから苦手科目は生まれる
「うちの子は算数が得意だけど、国語はどうも苦手で・・・」などと考える親御さんは沢山
いらっしゃると思います。
しかし、本当にそうなのでしょうか?
もちろん、その時々で波はあります。
上がり調子の時はテストでも良い点を取りますが、逆にスランプで調子を落としている時
は、テストの点も伸び悩みます。
お子さんが調子を落としている時に算数の計算テストでケアレスミスを連発し、
「あなたは算数が苦手だから、もっと勉強しなさい」
と親御さんに言われたら、お子さんは
「自分は算数が苦手だ」
と思いふさぎ込んでしまいます。
このように、親御さんの思い込みがお子さんの苦手意識を作っているというケースがよくあ
ります。
「お子さんの苦手科目は親御さんの思い込みから生まれる」という事を常に考えていなくて
はなりません。
お子さんに家庭学習の指導をする時は、「うちの子に苦手科目はないのだ」と思いながらや
るようにしましょう。
逆に得意科目を生み出すのは、親御さんのお子さんに対する情熱と自信なのです。
だから、家庭学習の際は思い込みや決めつけを排除して、バランスよく教えるようにしま
しょう。