③学習目標は小刻みに設定
塾での学習以外の家庭学習において、何時間ぐらい勉強すればよいのかという疑問が残りま
す。
目安としては4年生で1時間、5年生は2時間、そして、中学受験を間近に控えた6年生ともな
れば、3時間は必要だと思います。
学習方法も、科目、単元別に毎日決められた時間に何をやるかなど、しっかりとした学習目
標を立てる事が重要です。
その学習内容は時間ごとに小刻みに設定する事が重要になります。
家庭学習においては、親御さんがしっかりと管理しなくてはなりません。
その際、併せてしっかりとした方針を持ち合わせたほうがよいでしょう。
例えば、読書に関して言えば、ただ、「本を読みなさい」というのではなく、小学校4年生
では、物語や伝記、高学年に入ってからは説明文や論説文と中学受験の内容に合わせ、レベ
ルアップしていくというのが望ましいでしょう。
このように中学受験を乗り切るには親の指導力が必要になっているのです。
まず、国語の漢字、語句、理科や社会などの暗記項目は、毎日決まった時間を設定し、継続
できるようにしましょう。
その上で科目、単元を細かく分けて1週間、1か月ごとの目標を設定してあげましょう。
目に見える目標をクリアする事で、受験に向かってもモチベーションを高める事が何より大
切なのです。