①家庭学習の基本は言葉から

中学受験に限らず、勉強の基本は「読み」「書き」です。
「読み」は知識をインプットする読解力、そして「書き」はアウトプットする表現力の基本
となるものです。
塾に通い、これから中学受験を志すお子さんの能力を高めるためには、この「読み」「書
き」に必要不可欠な言葉をしっかりと教える事です。
そして、その言葉を教えるのは、家庭学習においての親が一番気をつけなくてはならない事
です。
言葉を教えるという事は、大人のこれまで培ってきた人生を伝える事も意味しています。
それによって精神力を高め、中学受験と向き合うメンタルを養う事ができます。
それには、親御さんがこれまで得た知識や経験を、わかりやすく、かみ砕いて話すのが効果
的です。
その際、一番気をつけなくてはならないのは、TVなどで使われる流行語や若者言葉で教えな
い事です。
かならず、しっかりとした大人が話す日本語でしっかりと語りかけるようにしましょう。
お子さんは、親御さんの言葉から、様々な世界を広げていきます。
また、一緒に新聞を読んで意見を交換したりするのもいいでしょう。
お子さんのどんな些細な質問にもしっかりと答えてあげるようにしてあげると、お子さんは
様々な事柄に興味を示すようになります。
このような毎日のコミュニケーションから、お子さんの興味範囲が広がり、学習意欲を高め
る事になるのです。