時にはお子さんを先生にする
何度やってもなかなか定着しない単元というのは、どのお子さんにもあるはずです。
それを克服するための秘策として、お子さんを先生に見立てて教わってみるのです。
人に教えるというのは、とてもいい勉強になります。
人にわかりやすく教えるには、知っていることを自分の頭の中で一度整理し、かみ砕いて説
明する必要があります。
説明をするときに記憶が曖昧だった部分や、誤解していた部分、理解不足な部分を改めて認
識することができるので、とても効果的な復習になります。
お子さんに図や絵を描いてもらいながら説明をしてもらうと、より効果的です。
言葉で発するだけでなく、手や目を使う事で脳への刺激も強く、なかなか定着しなかったも
のも、しっかりと定着していくようになります。
また、誰かに教える事によって、お子さんは優越感を得る事になりますので、テキストの問
題をやり直すよりも楽しく学べますので、進んでやるようになります。
お子さんに教わる際に大切な事は、もし説明がわからなかったとしても、一度は聞き流すよ
うにして下さい。
途中で口を挟むと、おそらくお子さんのやる気がなくなってしまうからです。
わからない部分を確認するのは、一通りの説明が終わってからにしましょう。
大切なのは、親御さんに説明しながら間違っていた部分や、理解不足だった部分を再確認す
ることです。
じっくりと腰を据えて聞いてあげましょう。