中学受験専門プロ個別指導塾ノア

お子さんの答案用紙こそが今後の受験対策のカギ

近年の模試では、中学受験志望の生徒が急増したこともあり、ちょっとした異変が起こって
 
います。
 
それは、例年より上位の生徒の偏差値が高く出やすい傾向にあるということです。
 
偏差値が高く出るということは、そこで自信をつければ、メリットになりますが、そこで安
 
心してしまい、努力を怠ってしまうかもしれないというデメリットもあります。
 
どの塾でも同じ状況だと思いますが、偏差値60~65の層は厚く、上位集団のかたまりは確
 
固たるものであり、そこに食い込めない生徒たちが増加しつつあります。
 
模試の結果を見て一番大切なのは偏差値ではなく、どの問題が出来て、何を間違えたのかを
 
確認できるという事です。
 
お子さんの解答用紙こそが、今後の受験対策のカギとなるのです。
 
また、模試の結果というのは、受ける時期によっても変わってきます。
 
中学受験は、高校、大学受験に比べ長期戦になるので、よかった時期の偏差値をそのままキ
 
ープするのも大変なことです。
 
特に四谷大塚の合不合判定テストが始まる9月にもなると、受験者数も相当増えますので、
 
より競争が激化されるでしょう。
 
毎回の模試ごとに問題用紙を比較し、確実に弱点を克服し、正答数を増やしているのなら、
 
仮に偏差値が下がったとしても大した問題ではありません。
 
順位や、合格のパーセンテージ、偏差値に一喜一憂するよりも、テストの内容をしっかりと
 
分析し、弱点を克服する。
 
これが合格への近道なのです。