国語の問題構造の分析
国語のテストにおける問題構造の分析をしなくてはなりません。
ひとつは、漢字など語句の問題です。
これは、すべての学校で出題される分野と考えていいでしょう。
次に選択肢で解答する問題、そして最後に記述式で解答する問題です。
この3つが国語の解答形式になります。
学校によっては、選択肢問題がなく、語句と記述の問題のみという場合があります。
偏差値の高い上位校ほど、記述の比重が高くなっています。
漢字を中心とする語句の問題は、暗記作業になります。
これは、継続的に毎日コツコツと20分程度の学習でフォローできます。
模試や過去問に出題された漢字を覚えることが重要になります。
次に選択肢の問題です。「最も適切なものを選べ」という番号や記号で答える問題です。
これは設問をしっかりと読み、消去法で解いていくと正答率が高まってきます。
そして、最後に多くの受験生が苦手意識を持つ記述式の問題です。
この記述式問題も設問をしっかり読み取ることが一番重要です。
例えば、「本文中から抜き出せ」という指示がある場合は、本文中から句読点も含め、その
まま抜き出さなくてはなりません。
しかし、要点である言葉だけ、いくつか抜き出し、自分で文章を作ってしまう受験生が多い
のも現実です。また、「本文中の言葉を使って答えなさい」という場合は書き抜いてはいけ
ません。
このように設問の内容をよく読まずに得点を逃してしまうパターンをよく見かけます。
設問をよく読むくせをつけ、忠実に問題と向き合えば、10点以上はすぐに上がるでしょう。