中学受験専門プロ個別指導塾ノア

叱った後は必ずほめる

勉強に限ってではなく、お子さんが自分に自信をもっているかどうかで、その結果は必ず大
 
きく変わってきます。
 
自信を持っていれば、学校や塾での理解度も上がってきますし、短時間で多くの学習内容を
 
吸収できるようになるのです。
 
そしてなにより影響が出やすいのがテストの結果です。
 
どんなに毎日頑張って勉強しようが、「僕は(私は)絶対、第一志望に合格できる!」と
 
いう自信を持っていなければ、テストで自分の持っている力を100%出し切る事はできま
 
せん。
 
お子さんが自分に自信をもてないままでいると、それまでにしっかり理解していた問題で
 
も、テストになると間違えてしまいがちになります。
 
例えば、勉強時間が増えているのに成績が下がってしまったり、信じられないようなケアレ
 
スミスを繰り返してしまったりする場合は、その原因は、お子さんが自分に自信をもてない
 
事にある場合が多いようです。
 
もちろん、お子さんは、まだ小学生なので、メンタル面の弱さから本来の力を出し切れない
 
のも仕方がない事かもしれません。
 
しかし、こうしたメンタル面は、勉強を続け、試験の回数をこなせば改善されるものでもあ
 
りません。
 
一番効果的なのは、親御さんのお子さんへの接し方を変える事です。
 
そして、重要なのは、叱る事、誉める事を必ずセットで行うという事です。
 
叱るだけでは、嫌な印象だけが残って余計に自分に自信をなくしてしまいます。
 
また、ほめるだけでは、出来ない事の改善にはなりません。
 
しかし、これを同時に行う事によって、
 
「次にここを良くすれば、もっとできるようになるはずだ」
 
と順序立てて物事を考えられるようになります。
 
そして、この時の順番も必ず、叱ってから褒めるようにしましょう。
 
人は最後に聞いた言葉ほど耳に残ります。
 
最後にほめられる事によって、自分の自信へと繋がり、叱られた部分も自分で改善しようと
 
する前向きなやる気が育まれるのです。