中学受験専門プロ個別指導塾ノア

怒るという意識を捨て、叱るという意識を持つ

お父さん、お母さんは、毎日好きでお子さんを怒っているわけではないと思います。
 
しかし、お子さんの行動を見て、自分の思い描いている行動とお子さんが、かけ離れている
 
時、どうしても感情的になって怒ってしまいがちになります。
 
しかし、その場の感情で怒ってしまっても、ひとつとして改善されるものはありません。
 
逆に、お子さんのやる気を奪ってしまい、その様子をみて、またさらに怒ってしまうという
 
負のスパイラルに陥っても不思議ではないのです。
 
しかし、怒る事はやめましょうといっても難しいと思います。
 
なので、怒るという意識を捨て、叱るという意識を常に持ってお子さんに接するようにしま
 
しょう。
 
「怒る」と「叱る」は同じ意味の言葉のように思えますが、実は明確な違いがあります。
 
「怒る」というのは自分の感情の中から湧き出るものであり、「叱る」自分の感情を冷静に
 
保ち、常に相手の事を考え、改善、成長のために行うアドバイスなのです。
 
中学受験生であるお子さんは失敗した時こそ「次は絶対頑張ろう!」と思っているに違いあ
 
りません。
 
そんな時こそ、中学受験という長距離レースを共に走り抜く覚悟である伴走者である親御さ
 
んの意見を聞きたがっているはずです。
 
そんな成長のチャンスを、感情的に発した言葉で台無しにならないようにしましょう。