生活パターンを朝型に変える
中学入試は、ほとんどの場合、朝9時か9時30分に始まり、お昼過ぎに終わります。
ですから、受験1か月前ぐらいになったら、午前中にコンディションが最高になるように生
活パターンを変える必要性があります。
試験直前のこの時期は、夜遅い時間まで勉強しがちです。
しかし、試験当日の事を考えるのであれば、朝型に変えるべきでしょう。
通常、頭が正常に働き、冴えてくるのは、起きて3時間たってからと言われています。
そうすると、試験当日には、朝6時には起きなければならない事になります。
公立小学校に通うお子さんは、朝8時くらいまでは寝ている事が少なくありません。
それが、試験当日だけ6時に起きるようなことをすれば、本番中に眠くなる事は必至です。
少なくとも試験当日の1か月前から、生活のパターンを朝型に変え、試験当日と同じ時間に
起きるようにしましょう。
ただし、生活パターンを変えた数日間は、勉強の効率が大きく下がる心配があります。
直前期の一番効率をあげなくてはいけない時に、このような状態になってしまうのは、時間
がもったいないと思う人もいるかもしれません。
そこで、もうひとつの作戦として、試験当日に向かって5分ずつ早く起こしていくという方
法があります。
そうすれば、試験日の頃には、自然と6時ぐらいには起きられるようになります。
少しずつ早く起きてきくので、眠さもあまり感じずにいられます。
この方法であれば、勉強の効率もあまり落ちないでしょう。