中学受験専門プロ個別指導塾ノア

ノア式予習シリーズ学習法 6年算数  逆比とかけ算

中学受験生のみなさん、こんにちは。
 
今日は、逆比のかけ算の関係について考えていきましょう。
 
前回同様、逆比についてです。
 
問題
 
A,B,C3本のぼうの長さの合計は116センチで、
  
Aの1/2と、Bの2/3と、Cの3/4が等しくなっています。
 
Bのぼうは何センチですか?
 
受験生なら押さえてほしいポイントは、
 
逆比をみつけるには、かけ算に注目

 
するということです。かけ算で表すと、
 

A✕1/2=B✕2/3=C✕3/4
 
ですね。ここから、A:B:Cを求めていきます。
 
なぜ逆比はかけ算で表すといいのか、例を出して説明します。
 
それは、A✕3=B✕2 のとき、
A    B 
2✕3=3✕2
4✕3=6✕2
6✕3=9✕2
 
と、このかけ算をみたすAとBはたくさんありますが、すべて、
 
A:B=2:3
 
となっていますね。つまり、
A:Bはかけている数の逆比
 
です。 別の見方をすれば、

A:B=1/3:1/2 
 
となります。これは、いわゆる「逆数」ですね。
  
逆数の比、だから逆比
 
と理解しておくと、覚えやすいでしょう。
 
 
問題に戻ると、3つのときも同じで、それぞれの逆数を使うと、
 
A:B:C= 2/1:3/2:4/3
  
となり、これを整理すれば、後はマルイチ算を使うと解くことができます。
   
説明がかなりかけ足になってしまったので、
 
詳しくは動画で・・・。