中学受験専門プロ個別指導塾ノア

ノア式予習シリーズ学習法 6年算数 マルイチ算と比

中学受験生のみなさん、こんにちは。
 
今日は、割合や比の分野で非常によく出る、
 
「金額の比」の計算についてみていきましょう。
 
問題
10円玉と50円玉の金額の比は2:3です。
 
また枚数の合計は65枚です。
 
10円は玉は何枚ありますか?
 

以前、「金額の比」の問題については、
  
「6年算数 金額の比はマルイチ算で突破せよ!」
  
で触れました。この問題は以前の問題の類題にあたりますね。
 
自分の知っている問題に似ている
 
ことを判断できるかどうかが、受験算数を攻略する上でのひとつの基準となります。
 
2月1日に、今までと全く同じ問題は、決して出題されません。
 
  
ですが、似た問題は出題されます。
 
 
自分の知る問題と似た問題である、と見抜くには、たくさんのパターンについて
 
知っておく必要がありますので、すぐにできるようにはなりません。
 
入試までの日々の努力が、「類題の発見」という形で実を結ぶのです。
  
さて、本題に戻りましょう。

前回の問題では、金額の比を◯であらわしました。
 
今回も同様のやり方をしてみましょう。
  
10円玉と50円玉の金額の比は2:3です。
 
なので、10円=②、50円=③
 
と置きます。
 
これをもとに、枚数を◯であらわすと、
 
10円の枚数=2÷10=0.2◯(◯のなかに0.2がはいる)
50円の枚数=3÷50=0.06◯(◯のなかに0.06がはいる)
 
となるので、0.2◯+0.06◯=0.26◯=65枚
 
となりますね。これをとくと、①=65÷0.26=65✕100/26=250となります。

  
10円の枚数0.2◯なので、
答は、0.2◯=250✕0.2=50枚、となります。

 
それでは、次回も頑張りましょう。