なぜ、模試のたびに成績が変わるのか
- 2014年10月24日
- 中学受験関連|第一志望絶対合格ブログ
こんにちは。
さて、「成績が模試のたびに変わる」、これは決しておかしな事ではなく、
ほとんどの中学受験を志す生徒が経験している事です。
例えば50台の偏差値が60を超えたと思っていたら、次はなんと40台に低迷
してしまう。
そのたびに一喜一憂してしまう親御さんも少なくないでしょう。
特に6年生の夏休みまでは偏差値というものはめまぐるしく変わるもの
なのです。
それが落ち着いてくるのは秋以降になります。
しかし、まわりの受験生が安定したとしても、まだ成績のアップダウンが激しい
お子さんも確かにいます。
なぜ、成績のアップダウンが激しいのか?
その答えは簡単です。
まだ、実力が定着していないからです。
すでに習った単元であっても、完全に身についているわけではありません。
1か月前であれば簡単に解けた問題が、今はしっかりと定着していないという
事や、解答を見れば、すぐに理解できるのに、問題の形で提示されると適切な
答えがすぐにでてこないという事もあります。
もちろん、模試には、まだ習ってない範囲が出題される可能性もあります。
なので、たまたま得意な分野が出題されれば、いい点が取れるし、不得意な
分野や、まだ習ってない範囲が出題されれば点が取れないというように
なってしまいます。
すなわち、学力が発展途上にあるときは、こうした不安定さがついてまわる事を
覚悟しなければなりません。
まだ習っていない範囲や知識が定着していない部分は、しっかりと勉強し、
定着させ、入試本番の試験当日までに身につければいいのです。
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