過去問に隠されたメッセージを見抜く
- 2014年12月1日
- 中学受験関連|第一志望絶対合格ブログ
こんにちは。
さて、志望校の過去問にチャレンジするメリットのひとつとして、受験当日の
問題形式に慣れるという点があります。
学校にはそれぞれ、長年培われた独自の出題傾向と伝統的なカラーがあります。
塾や自宅で何度も書き込んだ事のある見慣れた解答用紙が、受験当日に用意され
れば、緊張もほぐれ、いつもと同じペースで解く事ができます。
すると、スピードも上がり、算数の計算問題など、検算する余裕も生まれて
くるでしょう。
また、過去問で出題傾向が分かれば、捨てた単元に費やす時間を、出題されそうな
単元の学習に極めて効率的に投入できます。
ここに過去問分析の大きな意味があるのです。
過去問から出題を予想するのではなく、重点的にやらなくてはならない単元と、
捨てる単元をはっきりと選別してくれます。
これが過去問による志望校対策の本質なのです。
過去問を丁寧に分析すると、翌年の出題分野はかなりの確率で予測できます。
これは、誰にでもできる受験対策なのです。
過去問は、その学校の伝統の積み重ねです。
その中に出題者の意図とメッセージが隠されていますので、それを見抜く目を
養って下さい。
毎年の出題が違うように感じても、それは、設問の視点を変えたり、記述量が
増えたりといったものがほとんどです。
本質は変わらないのです。
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