中学受験の国語から社会の適応力を学ぶ
- 2015年1月7日
- 中学受験関連|第一志望絶対合格ブログ
こんにちは。
さて、中学受験から、大学受験に至るまで、国語の入試問題に共通しているのは、
「長文を短時間に読解する」というパターンです。
1回の試験問題の配分としては、
説明文(論説文)が1題、文学的文章(物語文)が1題、それぞれに漢字や
文法などの問題が加わり計50分というのが一般的です。
入試などでは当然、その文章は初めて読むものであり、もちろん、わからない
言葉を辞書でしらべる事もできません。
中学受験で出題される説明文の難解度はほとんどが高校生レベルであり、文学的
文章に至っては、語彙は、説明文よりわかりやすくても、長い物語を途中で
切った形の出題になるので、全体の流れを掴むには、かなり苦労します。
そして、それぞれの出題は10問前後と、かなりハードな50分が予想できます。
なぜ、中学受験では学校の国語の勉強とかけ離れた難問に挑戦させる
のでしょうか?
このような試験問題は学校で学ぶ勉強をベースにこれを受験用に応用したものです。
受験とは、この基礎基本である学校の勉強を完璧なものとし、それを、いかに
臨機応変に応用できる力を試しているのです。
受験をクリアする人はあらゆる事を想定し、そこに臨んできたという事なのです。
つまり、受験勉強を通じ、社会にも通じる適応力を自分のものとする事が
なにより大切であり、その力が将来の就職にも役立つ事になるのです。
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