公立中高一貫校の基礎知識
- 2014年11月15日
- 中学受験関連|第一志望絶対合格ブログ
こんにちは。
今日はここ近年、中学受験において人気が高い、
公立中高一貫校について、記してみます。
公立中学の場合、受験をして入る学校の代表として、
「~大学付属中学校」という国立大学の付属中学があります。
これはすべて、「国立大学の教員養成系学部」の付属中学です。
代表的な学校を挙げると、首都圏では東京学芸大学、御茶の水女子大学、
筑波大学、横浜国立大学などの付属中学になります。
そして、これらの学校とは全く違った流れで近年登場したのが公立中高一貫校です。
私どもが運営している桜修館ノアが特化して入試対策を行っている
都立桜修館中等教育学校もこの括りにはいります。
この一貫校は従来の公立高校の付属中学の形で設置されたという経緯があります。
また、都道府県区市立の中等教育学校として新設されました。
この中等教育学校とは、小学校、中学校、高等学校とは全く違った趣旨の6年制の
学校として平成14年に登場しました。
ここで大切なのが、
中学、高校の「3年+3年」ではなく「6年制の学校」という事です。
基本的には、中学の学習指導要領に従いますが、
両方の重なった部分をひとつにまとめてみたり、順序の入れ替えなどを行い、
学校それぞれに強い特色があり、独自のカリキュラムを編成しています。
また、国立大学、有名私立大学への合格者が多いのも特徴です。
入学時には適性検査と呼ばれる入学試験が行われ、
前半の3年間は義務教育とみなされ学費も無償となります。
この大学受験を視野に入れた独自のカリキュラムと学費の安さが、
公立中高一貫校に人気が集中する理由でもあるのです。